干すための「やぐら」はなんと4階建てですが、上に行けばいくほど強い風が吹き付けます。
場所によって環境が異なるので2週間の乾燥期間の間、乾燥の進み具合によって、干す場所を変えていくという大変な作業によって、この味は支えられています。
▼『雪がついたり風が吹いたりするのが一番大事。乾かさないように乾かすんです(笑)
美味しいものをお届けするためには時間もかかるし手間もかかるな、と思っています』と吉野さんは語ります。
そんな独自製法でうま味を凝縮した秋鮭を、じっくりと蒸しあげ、丁寧に手作業でほぐして瓶詰しています。まろやかな塩味と旨みをぜひ味わってください。