北海道に認証された、絶品生パスタに仕上がったカギは、使われている小麦『北海259号』との出会いです。漁業の町のイメージで知られている留萌ですが、稲作を中心に農業も盛んな地域。平成20年に、「るもいブランド小麦生産推進プロジェクト」が立ち上がると、ほかのどこにも負けない新しい小麦産地にしようと、活動を続けてきました。
そうして、フタバ製麺が日本人の好みに合うパスタを目指し、研究を重ねていた中で、生まれたのが、"パスタの小麦"として有名なデュラム種に近い「ルルロッソ」種。国内での商業栽培は、ほとんどされていない豊かな風味が特徴の希少な超硬質の小麦です。練ったものを見ただけで違いをハッキリと感じ、試食をして「これだ!」と思ったのだそう。
それから、小麦の生産から加工までの全てを、留萌管内で行い”留萌産”を徹底的に追求。これまでの国産小麦では表現することができなかった「コチコチ」の食感が楽しめる「生パスタ RuRu Rosso」を、JA南るもい、若手生産者や市内のカフェなどとタッグを組み、完成させました。